2004年10月02日

安西と白井の話

 血統徒然の「ハルウララ騒動 馬主側の反論」で安西美穂子と白井透のコメントがリンクされてた。かなり飽きてはいるが、以前書いたことについてなので取り上げるか。


安西美穂子 事実と異なる報道、記事の記載について

1 私が馬主になる事になった経緯についての説明

(1)私は、引退馬を引き取る活動をしていますので、調教師とのお話の中で昨年8月に引退後、私のクラブでハルウララを引き取る話が決まっていました。その時点では、高知競馬場が10月にもつぶれそうとのことでした。

(2) ところが、昨年10月以降も高知競馬場が運営を継続できることになり、私は、調教師から、「(まだ引退前ではあるが)ハルウララの馬主になって欲しい。」と頼まれ、馬主になるために必要な手続きをすすめました。手続きに半年かかったため、正式に馬主として登録したのは、今年の3月になりました。

(3)あたかも、私が名乗り出て馬主になり、武豊騎手が乗る黒船賞のレースにめがけてオーナーになったかのような言われ方を一部でされておりますが、事実とは全く異なります。

 ということだが、なんだかあまり説明になってない。意欲も見せずに頼まれるなんてことがあるだろうか。重箱の隅をほじくるようなことかもしれないが。

 その次に続くのが、「2 ハルウララグッズの収益の件についての説明」であり、収益を何に使ってんのか分からんので公開しろ、ってのは分かる。ハルウララの権利関係は馬主が持っているだろうからな。サポートKRAというのは地方公共団体がやってるのか? 民間企業なのか? その辺よく分からない。

 そして、これらのことがどのように例の「放牧」に繋がるのかが最大の謎。調教師の言動を見る限りは「馬主がハルウララを無理やり連れ去り、調教師と対決している」と思うのが普通ではないか。宗石調教師の涙には、少なくともそういう意図はあったと思う。


白井透 馬を愛することとは?

 最初の方は思いっきりてめーの話なのでスルー。

 次に、己の日記をまとめている。こうやって時系列で見てみると、白井透のハルウララに対する見方が変わってきているように感じる。

 日記4では「日本の競馬再生に役立ててもらいたい」と書いている。つまり、少なくとも日本の競馬について考えていたのだ。流石「keiba-saisei.com」。しかし、だからといって、どんな手段を使ってでもいいというわけではない。

 そして、日記16では安西美穂子とで出会った話もしている。どうやら、このあたりが転換点のようだ。安西シンパと化したか? そこからはずーっとハルウララ中心である。ハルウララが売れれば競馬も復興すると思っているのだろうか。ハルウララ主義者である。

 白井透が完全にミスっているのは、もはやハルウララはブームではないというところだ。むしろ、とうに過ぎていた。大衆の興味はハルウララが100という区切りのいい数字だけ負けることに集中していた。それも終わり、その熱が冷めぬうちに武豊騎乗というイベントで最高潮に。だた、それも終わり、そしてハルウララブームも終わった。最後に予想されるものといえば、引退レースだけだろう。さて、それが終わるとどうなるか。ハルウララブームは完全に終わるだろう。白井透はハルウララを血統の側面から後世に残したいと思っているようだが、残ったとして、それはそれで大衆からしたら全く興味のない話ではないか。
 考えてみればオグリキャップだってそうだ。オグリは歴史に残る馬となった。だからと言って、オグリブームが続いているわけでもなく、オグリキャップで大衆がなびくことももはやない。ブームとはそういうものだ。つまりは、白井の主張する「ハルウララ主義」は、競馬再生には繋がらないのだ。


 さて、最後にハルウララの放牧騒動について、今更ながら自分の立場を言うと、放牧したことについては馬主側に立つだろう。引退レースはどうしても勝ちたい。そこで放牧に出すのがいいかどうかは、俺は結果からしか判断できないし、結局最終的判断は馬主が下していいと思う。調教師を変えるという選択も馬主が決めればいいことだろう。
 ただ、これらのことは結局ハルウララのためにはならないと思う。これは引退レースの結果にもよるのだが、やはり今回の件はハルウララのイメージを損ねる結果となっただろう。ハルウララは「ペット」というより「アイドル」の方が呼ぶのにふさわしい。どんなに歌が下手で演技もできなくて業界一部からは嫌われようと、大衆のイメージさえ良ければやっていけるものだ。いや、むしろイメージでしかやっていけない。それ故、イメージこそが重要になるのだ。そう考えると、調教師や高知競馬との対立はハルウララにとっては為にならないことなのだ。

投稿者 arikui : 2004年10月02日 06:34 | トラックバック

コメント

要は一人だけ、ハルウララを不正に利用した奴がいて、それが「安西美穂子」ということだ。
●資格もない去年から、ウララのオーナー会員を募り、その財務内容は出資者にも明らかにしてない。
●同様に、HPでも「小学生のような」嘘の付き放題。
●ウララを無償でかすめ取り、グッズ販売の権利金を半年で700万円以上、手にしている。
●それで、今度は本を出す???
宗石調教師の誠実さと対極にあるこの「安西」。
龍馬だってこれは斬る。
以蔵が動き出したら知らないぜ。
これが、高知からの真実。

Posted by: 高知の殆ど全員 : 2004年12月28日 21:22

何にもわかってないのに、さもわかったふりしてコメントすんのは、ヤメロ!テメーは、バカか?お馬さんだって生きてるんだよ!それを、さも物のように見やがって!!そーいう奴がいるから、駄目なんだよ!!!いっぺん、死ね!!

Posted by: 呆れて物も言えん : 2005年06月01日 14:33

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Posted by: Donna : 2008年04月03日 23:25
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