2004年06月08日

私の物語

 1日1つは書かないとな、ということで書く。

 NEVADAである。
 NEVADAとは何なのか。「私には私のストーリーがあるの」だったり、「ストーリーの無い大人なんて嫌」だったり、つまりは子供である。NEVADAは子供であった。子供であるが故の犯行である。インターネットが趣味で、なのに貶されてマジ切れするような子供であり、そこから生まれた悪意のままに行動してしまった子供だ。インターネットで展開したOBR。そんなストーリーが自分にあると思い込み、そのストーリーの役割は果たさなくてはならない。というより、果たしたくて仕方が無い。それがカッコイイ。自分は未だに夢の中、なのかもしれない。子供なんてそんなもんだ。

 多くの子供は自分のストーリーを持っている。私もそうだった。自分に盾突く者は蹴散らして堂々と道を歩く。本気になればどんなヤツでもブッ倒せるスーパーヒーロー。そんな妄想を抱いていた。そうでありながら何故、私は人を殺さなかったのだろう。自分にだってムカつくヤツの一人や二人いただろう。きっと、自分は現実を恐怖として受け止めていたのだ。実際は私に人など殴れない。殴り慣れてる不良には勝てなかっただろう。撲殺できたとして、その後警察に捕まったりするのが怖い。下手したら、毎晩幽霊が出るかもしれんし。笑っちまうがそんなところだろう。だた、そこまでストーリーにしてしまっていたら止めようが無い。捕まるのがカッコイイみたいな幻想。幻想なんだから、否定するまでどうしようもない。

 子供を犯罪者にするもしないも、その子の持つストーリーによる。そのストーリーが犯罪に結びつくかどうかは微妙な線で、しかしどこかで赤信号がある。親がどんなものを与えても俺は知ったこっちゃないが、確実な赤信号だけはきっちり認識させとかなきゃ子供は犯罪者になるし、その赤信号だって環境によって変わるんだ。かと言って何にも与えないのもクズしか生まないけどな。

 今の俺は、恐怖の現実を突きつけられ、本気になれない状況で、イラクへ行って傭兵にでもなって死の瀬戸際に立てば本気になれるかもしれないと軽く思っちまう面白さの狭間さ。もしくは、「オタクだっていいじゃない」とか「変態だっていいじゃない」みてーな。とにかく何かハイテンション。

投稿者 arikui : 2004年06月08日 23:39 | トラックバック

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