2004年06月03日

インターネットを知れ

 小学生の女児が小学生の女児を殺したというニュースをみる。どうやらインターネットというのがポイントにあるらしい。各所ではフレーミングだとか色々と言われている。問題はインターネットだけにあるかは分からない。クラスメートみんなに不満があったとも聞くし、インターネットだけが問題になるとは思えないが、インターネットは問題の一つであるだろう。

 真っ先に思ったのは、小学生はインターネットで感情的になったとして、その感情をどう抑えるのだろうということだ。ある程度歳を経てからインターネットで交流をするとなれば、この感情の原因が相手にあれど、自分にもある程度あるということが分かってくる(はず)でなので、そう腹を立てることは無い。相手がそれに無自覚である場合は、腹を立てる以上に呆れかえる。
 ただ、小学生となれば話は違ってくるだろう。小中学生あるいは多くの高校生は、大人な人間と比べ判断力に欠ける。自分の不満が単なる高望みかもしれないと自覚していたのかも疑問だ。そして、勝手に腹を立てて相手を殺してしまう。普通に生活していれば相手を傷つけるのが悪いことだと分かるはずだ。どのように悪いのかが理解できていないのかもしれない。その判断は道徳観に因るところが大きいだろう。あの父親の泣く顔を見て反省するだろう。
 素直さも必要である。単に相手の言うことを聞くのが素直さではない。自分を受け止めることができるのが素直さだろう。目上の人に怒られ、それが正しいと理解し反省できるのが素直さで、正しいと分かっても反抗してしまうのが素直じゃない。しかし、反抗期だとこれがなかなか難しいのではないだろうか。

 予てから「インターネットを知れ」と言い続けている。ある一人にだけだが。普通、インターネットとは誰もが見る可能性があり、コメント欄にはいかなる内容がかかれる可能性があり、それらについてほとんどがその空間を管理する人間が責任を持つべきなのである。こんなことはインターネットに限らないのだが、このような問題に直面しやすいのはインターネットである。それなのに、インターネットをする人間がそれに無自覚である可能性が大きい。たとえば、「お前のHPつまんねえよ」と言われ、すぐにへこむのはインターネットを知らない。つまらないと言われたら改善するなり、つまらんと言われてもいいから続けるなりすればいい。あまり意識しすぎるのは駄目である。「つまんねえよ」を言うのが知っている人間かもしれない。だからと言っていちいち腹を立てるから人を殺してしまうのは違うだろ。
 殺した女児がチャットを主にしていたかは知らないが、チャットであっても、自分の発言に責任を持って、相手を怒らせたり、怒ったら、ちょっとは反省ぐらいしなきゃならん。言葉に表さんでも次からやらないよう努力ぐらいすればいい。なんてここ数ヶ月で痛感したのだが。

 つーか、これ書いてて面倒になってきたから感情的になってきたよ。うんこちんこ。道徳教育みたいなのも問題あるんだろうが、俺は言わない。俺のすることじゃないから、というか面倒だから。まあ、何か意見を述べるとしたら、大人みんなが地獄とか幽霊とか子供に信じ込ませればいいんじゃないですか。幽霊はプラズマとか言ってる科学者はマスメディアに出してはいけません。

 というか、マジでショッキング。僕まだ若いつもりだけどなー。つーか、楽天って顔写真つきの小中学生多い。違った犯罪の臭いがするんですけど。


追記:殺人の動機は髪型を似合わないと言われ続けたためだそうだ。インターネットで感情が昂ぶったのだろうが、どこかいじめに近い感じだ。いじめではないのだが、似た感情かもしれない。いじめられた方が殺意を感じるような。

投稿者 arikui : 2004年06月03日 16:21 | トラックバック

コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






このエントリーのトラックバックURL:
http://glitters.s55.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/4045

このリストは、次のエントリーを参照しています: 'インターネットを知れ' , 光ってるlog.