実は小学校高学年から中学校までの間というのは非常に電波を発するお年頃である。
インターネットの荒らしというのはだいたいこのぐらいの年代と思ってしまって構わない。
事実と違っていても、それだけの馬鹿であることは間違いないので大丈夫だ。俺が責任を持つ。嘘。
まあ、俺の友人はこのぐらいの頃「彫刻刀でやり合って無傷だったぜ」なんていう「それがどうしてイイことなの?」なんて80回は聞いてみたい、それぞれ違った答えを求めたい、そんなお年頃であるのだ。
まあ、実際のところ「暴力=格好いい」という猿でも思わない彼らの常識があるのだな。
だから動機は常に彼らの常識という非常識だ。
「からかわれる→ぶっ殺す」というか「暴れん坊→暴れたい→からかわれる→ぶっ殺す」だ。
俺が小4の頃クラスで彫刻刀を使った喧嘩があって止めようとした奴と喧嘩した奴3人とも血まみれになったってことがあったな。
不安定な年代。
まあ、マジレスすると、
「思春期」言われる疾風怒濤の世界に住む彼らは一般的に言われるように「自分探し」をしているというか、「自分のあるべき姿」というものを求めるのである。
自分がヒーローになるか、悪人になるか、という感じだろうな。
で、そういうあるべき姿の結果だけを見るから、過程を考えずに突っ走る。
だからつまずく。