「忙しいのでご一緒することが出来ないのですよ」というのは、「私にとってはあなたと過ごす時間よりももっと大切なことがあるので、一緒には過ごせません。」というように思えてしまう。事実、どんなに忙しい状況であっても、1億円あげるよといわれれば、大抵の人間はのこのこ現れると思う。
ただ単に仕事が大事ということではなく、自分が大事だと言っているに過ぎない。反省すべきだと思っている。特に無責任に友人を信用するのは、都合が良すぎる。
仕事でも友人間でも影響するのはその関係や信頼だ。
仕事での損失は金だけど、金の発生しない友人間では何も損失がないとでも思っているのだろうか。
確実にその関係に影響するのだ。
決められた時間にちゃんと来るとか、来れないならば連絡するとか、そういう普通のことを「やらなくても分かってくれるだろう」という無責任な信用を武器に、後々から「忙しかったから無理だった」と言われても理解できるはずが無い。
確かに友人間には信用がある。
しかし、その信用にも限度がある。
限度内の信用とは、「無理だ」であり、「無理だった」ということは範囲外だ。
「無理だった」が伝わる間に様々な想像をすることは間違いない。
想像は無限であり、悪に考えがちだ。
相手を悪に考えがちだ。
それを防ぐのが「無理だ」なのだ。もちろん理由を言って。