2004年02月02日

バーチャル・リアリティ(コピペ)

virtualとは「みかけや形はそのものではないが、本質あるいは効果は現実であり原物であること」という定義がされており、反意語としてrealと対をなす言葉ではない。
一般的にバーチャルというと仮想と考えられがちだ。定義の逆を返せば、「表面的にはそのもののようだが、本質的にはそうではない」というようになり、その表面的な部分を仮の姿と考えることができなくもない。ただ、その仮をあらかじめ想定しているというよりは、むしろ本質がありそれと違った表面が同時に存在する状態がバーチャルであり、「仮想」とは関係しても遠いように思う。少なくともバーチャル・リアリティのバーチャルには仮想という意味は無い。
バーチャル・リアリティとは「みかけは違うが本質としての現実」「潜在した現実」「事質上の現実」という意味だ。
現実を理解するのは脳であり、それを脳に送るのは感覚器だ。感覚器にみかけとは違うがそれと認識させる情報を送り、それを脳が認識する。それがそこに無いのに脳がそこにあると錯覚するようなことがバーチャル・リアリティだ。

投稿者 arikui : 2004年02月02日 05:19 | トラックバック

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