2004年01月16日

game

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最近ゲームやることってのが無駄に感じる
ゲームやってる時間を勉強やバイトした方がいい気がする
ゲームすることによって、何か得するの?
頭よくなるわけじゃないし、金なんか減る一方
ゲームなんてしない方がいいのか

絵を描くことが好きだ
ただ、下手であるから趣味の範囲だ
それで食べていこうなんて思ったことすらない
しかし、俺が絵を描くことをきっと誰も止めないだろう

もう昔ではないので芸術というものが世間に広く受け入れられている
子供が絵を描くことを大人は止めない
大人は子供に絵で食べていかせようとは思っていないはずなのに、ただ、ほんの少しの望みは捨ててはいないが、始めから芸術家にしようとする親はそういない
絵を描いている時間を勉強に費やした方がいい大学にいけるに決っている
しかしどうだろう
今の社会はむしろスパルタ・ママを追いやる傾向の方が強いではないか
何故そうなるのか

今の社会は非常に人間性を重視している
人間は文化で、人間的とは文化的だ
つまり、絵を描いたりテレビや映画を見たりする事で、人間が文化性に富み、結果的に人間的であるのだ
そのような文化的な要素と勉強することで得られる実用的な知識が合わさり、より人間に高みを見せていると言う人は多い
落ちこぼれがノーベル賞でも取れば尚更だ

ゲームもその絵やテレビ、映画のような文化的なものではないだろうか
むしろ、それはより人間と一体していてアクティブだ
昔ながらの遊びであるけんだまやコマなんかもそうだ
一体感があり、アクティブである
それは娯楽性に富む
ゲームなんかは実際には表現しづらいものも体感することができる
より娯楽性に富む

ただ、絵なんかは非常に範囲が広い
印象派、キュビズム、色々あってもそれら全てが「絵画」として受け入れられるし、全てに素晴らしさを感じることもできる
映画だってそうだ
アクションだってコメディだって面白いものは面白い
音楽だってロックでもジャスでもクラシックでもいいものはいいのだ

ゲームと言えば、格ゲーが上手いと言ってもシューティングは下手でありうる
格ゲーなんかはカプコンでもSNKでも操作性に一貫するところがあるからまだいいが、RPGなんかはもっと酷い
FF10を極めたからと言って、FF10-2を極めたことにはならない
そういうものがこれからも出続けるのだ
メーカーだって売りたいからあらゆるジャンルであらゆるシナリオを考えてくる
受け手のこちらとしては、一つ終わったらまた最初から始めると言う行為を永遠と繰り返す
RPGなんか何年も同じものをずっとやってはいられない
新しいものを買い、古いものが蓄積されていく

思えば絵に蓄積などない気がする
数量が増えても、見飽きることはない
ゲームは飽るし、それは即ち蓄積することだ

これが俺をゲームすることが無駄に思える要因なのだろう

投稿者 arikui : 2004年01月16日 11:41 | トラックバック

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