「雨あがる」
面白いがすぐ終わってしまった。このあっけなさというか、そういう感覚は「CUBE」以来かな。どちらも90分ぐらいで終わる映画だったと思う。体が2時間に慣れてるのか? 宮崎美子がタンポポを吹き飛ばすシーンがあるんだけど、それがやたら笑顔で皇室の方も顔負け。
「ソドムとゴモラ」
昨日やってたやつ。興味深かった。なかなか残虐なシーンもある。「ソドムとゴモラ」というと性的な描写が多そうだが、結構控えめで、どちらかと言えば奴隷がどーのこーのってことが多かった。残虐シーンもそのうちのひとつ。
創世記でロトだけ追ってると、ソドムの滅亡って唐突に出てくるなあ。つーか、ロト出てこ無すぎ。アブラハムがメイン。ソドムが滅亡することが記されてる創世記の19章には、ロトの二人の娘が父親に酒を飲ませて同衾するところがあるんだが(31~38節)、そこまでは描いておらず。ロトの妻が「塩の柱」になるところまで。そのところは「ヤハウェを信仰していないから」というような感じの描写だったんで面白かった。
ソドムの女王が女の奴隷を引き連れていたのはソドミーを意識したからか、と思ったけど、ソドミーって男色だしな。
ちなみに、宝みつ子という日本人が出てきます。最後、ソドムの王を裏切る大事な役。
「パトレイバー」の映画
2。
上手いねー。非常に質の高い映画。
「現実と虚構」みたいなテーマはちょっと古臭い。「正義の戦争」と「不正義の平和」というのも、今ならあまり興味を持たれないかも。「戦争」といわれると、恐らく現在ならイラク戦争が浮かぶんだろう。けど、世界中の多くの人が「不正義の戦争」って思ってるんじゃないか。テロ、テロ、テロ、の世界で、「戦争はもう始まってる」、知らんかったー、とはならんだろう。むしろ、「政府は楽観的過ぎる」と思っているだろう。
WXIII。
2もそうなんだけど、これもあまり真面目に見れなかったなあ。絵が上手いんだもん。
2は「社会派」だったけど、こっちは「イイ話」。恋して愛して死んじゃって、切ねぇー、ってやつ。パトレイバーはあんまり見たこと無いんだけど、この映画は特車二課があくまで背景の一部なんだよねー、ってことであまり「パトレイバー」ではないのかもしれない。敵は怪獣だしさ。メカで怪獣のアニメっていうとエヴァンゲリオンっぽい。怪獣気持ち悪いし。
つーか、押井節ってなんですか。
「ハリーポッターと囚人」
駄目。色々と駄目。後で書くかもしれない。ある意味、次回作に注目。