2004年10月18日

競馬blogって2種類あるよね

 なんてことを、ぱさぱさの「ブログそのものが競馬にはあまり向いてないのか?」ってところを読みつつ思った。まあ、俺も特定のカテゴリーでblogを読んでいるのは競馬だけだからよく分らないが、少なくとも競馬では2種類ぐらいには区別できそうだ。それはblogというレベルでもそうだし、エントリーといったもんでもそうだろう。

 というのはどういうことかというと、ぱさぱさにも書いてあるとおりの「相互議論を前提とした内容」と、「議論に発展しない個人の話」といったものだ。考えてみると、別にこれは競馬だけではなさそうである。それじゃあ競馬はどっちが多いんだ、というと、予想なんかが含まれる後者かもしれない。最近、競馬blogを色々と見て回ったが、面白そうな内容を書いているblogであれ予想がメインのところが多かった。そういうことを考ると、ぱさぱさの「もっとも、そのあたりが競馬はやはりスポーツではなくギャンブルでしかないという証明なのだろう。少なくともファンにとっては。」という指摘は的を獲ているだろう。

 ただ、競馬がblogに向いていないかというと、むしろ俺は向いているのではないかと思う。blogの基本はlogの蓄積であるから、予想系blogであれDB的使い方もできるはずだ。ただ、予想や回顧だけで議論は難しいだろう。つまり、TrackBackにあまり向いていないのではないか。「競馬はロマン(死語)」みたいなものであれ、ロマンはロマンだ。基本的に議論することは無い。

 ただ、これは「議論に発展しない個人の話」が溢れているだけで、実際「相互議論を前提とした内容」を書いている(書ける)blogが少ないということなのかもしれない。そう考えると格下馬的blogのエントリーが広まっていないのも頷けるだろう。つい最近「競馬とかblogとか適当に長々とメモをする」にも半ば電波的に雑感を書いたのだが、インターネットの競馬人口はかなり多いと思う一方、どこかニッチの感覚があった。おそらくそれは、ここで言ってるような「議論系競馬blog」のことかもしれない。(そして、現在俺個人が最も求めているのはこういうblogなんだろうな)

 それと、議論をする以前に、できるできないの話をすると、ネタ的に格下馬的blogにある馬場の内容では、現在多くを占めている競馬blogerには難しいだろう。一方で、昨日の風はどんなのだっけ?あたりで展開された「競馬ファン世代論」は結構盛り上がっていたようだ。まあつまりは、話の内容によって食いつきも当然違ってくるのだろう。

 結局は、馬券以外の分野のエキスパートが、競馬blog界に降りてきていないという話か。まあ、blog自体が、日本じゃまだ流行りもんな感じというのもあるだろう。

投稿者 arikui : 2004年10月18日 01:00 | トラックバック

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