2004年09月25日

映画と世代と団地家族メモ

野元賢一でググるとトップに来るのがどうもしっくりこない。2回取り上げれば野元ファンですね。ここは野元賢一非公式ファンサイトです。

 両親の映画を見る基準に「見たか見ないか」というところがある。どんなに名作であってもだ。この基準が随分と昔からあるため、幼いときはだいぶ影響されてきたように思う。しかし考えてみれば、「見たか見ないか」ということは必ずしも基準にはならない。「面白いか面白くないか」というのが第一であるはずだ。もし、それが基準になるとしたら、それは「一度も見たことの無い映画」の場合か、「映画を見るのに金がかかる」という場合だ。

 「映画を見る」というのには少なくとも4パターンあるだろう。
 一つは「映画を映画館で見る」というものだ。これにかかるコストは、映画館に支払う代金と、見るようとするたびに映画館に足を運ぶ必要もある。そして決められた時間に決められた時間身体を拘束されるということがあり、一般的に考えれば最も大きなコストである。
 二つ目に「ビデオをレンタルして見る」というものだ。これでもやはり見るためにレンタル料を支払うのだが、映画館より安い。そして、ある程度の時間の融通が利く。(期間内ならいつでも見れる。) 映画館に足を運ばずとも自宅で見ることができる。一つ目に比べ、明らかにコストが低い。
 三つ目に「ビデオを買って見る」というものだ。買うのにはレンタルより大きな金が必要だ。ただ、一度買ってしまえばいつでも家で見れる。何度みても、いつみても金がかからないので、繰り返し見る分には最もコストが低い。
 四つ目は「テレビで見る」というものだ。これにはほとんど金がかからない。ただ、決められた時間に決められた時間拘束されるというのは映画館と同じである。それを考慮に入れても格段にコストが低い。他より顕著に違う点を言えば、テレビ局が勝手に流しているというところだろうか。

 これら四つの視点で映画を見る基準を考えたとき、「見たか見ないか」というものに当てはまるのは、一つ目と二つ目と三つ目だろう。これらに関連することといえば金である。これは最初に言ったことと同様であるが、しかし、どういうわけか四つ目の場合においてもこの基準で当てはめることが多いのだ。

と大袈裟に書いたけど、家だけのことだったら意味が無いんで、途中だけどやめた。

投稿者 arikui : 2004年09月25日 01:03 | トラックバック

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