2004年01月27日

ネトゲ

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ネトゲをやるということはそれに金を払ってもいいか、悪いかということだ。
ネトゲに金を払わない理由と言えばまず貧乏。
そして、課金が面倒ということがある。
こういう人たちは無料のものやβで楽しむのだろう。
貧乏となるとどうしようもないのだが、課金が面倒というのは何かしなくてはならない。
逆を言えば、何かする余地がある、ということだ。

オンラインゲーム定期リサーチを見ると2,30代が多い。(ここは信用しといて?)
ネトゲはほとんどの場合カード中心なのだが、そのカード持たない人が多いのだろう。
それなのにこの結果ということは、このリサーチに答えている人は貧乏人なのだろう。
実際、1000円未満しか払っていない人間が75%だ。
の割にFF11をやったことのある人間が45%(136人)というのも変だが。

何はともあれ、ネトゲを提供しても稼ぎにならないのでは、ということなのだ。
ネトゲに金を払う気が出ない。
ネトゲの特徴としては「コミュニケーション」があるが、それだけでは金を払う気にはならない。
コミュニケーションだけなら無料でチャットができる。

ネトゲで何が最も重要なのかといえば、やはりそれはゲームそのものの内容に尽きる。
とはいえ月額で払わせるのだから、ファミコンでゲームをやるのとは違う。
なるべく飽きられないように持続的に金を払ってもらわなければならない。
どうしたらいいのか。

MMORPGであれば冒険感を出す為にグラフィックは重要だ。
自分がその世界・空間にいるような感じで、しかも秘境を思わせる非現実的な風景は必要だ。

ゲームバランスも重要だ。
ネトゲの場合は新しい機能やらイベントやらを付け加える為にパッチを配布したりしている。
これも飽きさせない為なのだが、それによってゲームバランスが崩れてはいけない。
新しく追加した職業が飛びぬけて強かったらダメだ。

そして、なんと言っても「やり込めるもの」である必要がある。
いくら新たなバージョンであったり、パッチが配布されてもゲームそのものは変化しない。
そこで飽きさせない工夫が必要だ。
上限が見えてもいい。
そこに達するるまでに稼げていればいいのだから。
ただ、それだとプレイヤーの数が減っていくだろう。
ネトゲは運営に金がかかる。
売ったら終わりというわけではない。
どこかで見限る必要が出てくる。
イベントを限りなく増やす方法もあるだろう。

いずれにせよこれら全てをクリアするには時間も費用もかかりすぎる。
MMO自体そんなにやったことは無いが、やはりどこかで妥協はあるだろう。

一番楽なのは囲碁将棋麻雀になるのだろうが、それごときに金を払う気は起こらない。
となると、広告料からということになり、それは非営利と言ってもいい。

一度、面白いネトゲというものをやってみたいものだ。
貧乏人を脱したら。

オンラインゲーム市場概観をよんでそう思ったことよ。
つーか、途中から面倒!

投稿者 arikui : 2004年01月27日 20:25 | トラックバック

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