各賞・データを見て振り返る
関西テレビ放送賞:武豊
関西競馬記者クラブ賞:スティルインラブ、武豊
・スティルインラブ 牝馬三冠達成から
・武豊 年間200賞突破から
民放競馬記者クラブ賞:石橋脩
新人騎手に送られる賞、 年間25勝から
中央競馬関西放送クラブ賞:長谷川浩大
関西所属新人騎手賞、新人最多の29勝から
中京競馬記者クラブ賞:安藤勝己
JRA移籍した年に活躍、中京での獲得賞金1位から
JRA賞 %は票率
・年度代表馬:シンボリクリスエス 76.7% 天皇賞(秋)、有馬記念
・最優秀2歳牡馬:コスモサンビーム 92.3% 朝日杯フューチュリティS
・最優秀2歳牝馬:ヤマニンシュクル 96.5% 阪神ジュベナイルフィリーズ
・最優秀3歳牡馬:ネオユニヴァース 99.0% 皐月賞、東京優駿
・最優秀3歳牝馬:スティルインラブ 99.7% 牝馬三冠
・最優秀4歳以上牡馬:シンボリクリスエス 95.8%
・最優秀4歳以上牝馬:ビリーヴ 77.0% 高松宮記念
・最優秀父内国産馬:ヒシミラクル 88.5% 天皇賞(春)、宝塚記念
・最優秀短距離馬:デュランダル 95.8% スプリンターズS、マイルチャンピオンシップ
・最優秀ダートホース:アドマイヤドン 86.8% マイルチャンピオンシップ南部杯、JBCクラシック
・最優秀障害馬:ビッグテースト 53.3% 中山グランドJ
・最多勝利調教師:藤沢和雄 63勝
・最多勝率調教師:藤沢和雄 0.2423
・最多賞金獲得調教師:藤沢和雄 1,903,943,000円
・優秀技術調教師:森秀行
・最多勝利騎手:武豊 224勝
・最高勝率騎手:武豊 0.2419
・最多賞金獲得騎手:武豊 4,521,190,000円
・最多勝利障害騎手:嘉堂信雄 11勝
・最多勝利新人騎手:該当者なし
リーディング
・オーナー:(有)社台レースホース 3,235,732,000
・ブリーダー:社台ファーム 195勝 4,818,512,000
・サイヤー(2歳):サンデーサイレンス 50勝 636,838,000 勝率0.488 E.I.2.45
・サイヤー(全馬):サンデーサイレンス 303勝 8,330,238,000 勝率0.455 E.I.2.77
・ブルードメアサイヤー(2歳):マルゼンスキー 20勝 280,967,000 勝率0.277 E.I.1.43
・ブルードメアサイヤー(全馬):ノーザンテースト 193勝 3,907,748,000 勝率0.324 E.I.1.30
★は海外、○は地方
G1を振り返る
○カネツフルーヴが川崎記念を制す
ゴールドアリュールがフェブラリーSで辛勝、アドマイヤドンは11着で「どうしたんだ?」の完敗
安藤勝己がJRA移籍してビリーヴで高松宮記念を制し、初G1制覇
★シンガポールのQEⅡSでエイシンプレストンが勝利
中山グランドJではギルデッドエージ、セントスティーヴンをビッグテーストが下す
皐月賞ではネオユニヴァースがデムーロ騎乗で一冠目
桜花賞でもスティルインラブが一冠目、アドマイヤグルーヴは3着
落ち気味評価のヒシミラクルが天皇賞(春)を制し復活
NHKマイルCはタイキシャトル産句のウィンクリューガーが勝ち、馬券も大荒れ
スティルインラブが危なげなくオークスを勝ち二冠目、アドマイヤグルーヴ7着
ダービーではネオユニヴァースがゼンノロブロイに半馬身差で勝利、デムーロ泣き
安田記念でアグネスデジタルが6度目のG1制覇でレコード勝利
○牝馬ネームヴァリューがゴールドアリュールらに勝ち帝王賞を制す
宝塚記念をヒシミラクルが制し現時点での最強を証明、期待の二冠馬ネオユニヴァースは4着、シンボリクリスエスは休み明け5着、その後JC圧勝のタップダンスシチーは3着
この時点でクラフィケーションTOPはエイシンプレストン、ヒシミラクルの118
○ダービーグランプリをユートピアが圧勝
スプリンターズSでデュランダルが鼻差でビリーヴを下す
○南部杯をアドマイヤドンが圧勝
スティルインラブが三冠達成、三冠全て1番人気のアドマイヤグルーヴは2着
安藤勝己騎乗のザッツザプレンティが菊花賞を制する、ネオユニヴァースは3着
シンボリクリスエスが天皇賞(秋)をレコードで勝利
○JBCスプリントをサウスヴィグラスが鼻差制す
○JBCクラシックでもアドマイヤドンが圧勝
エリザベス女王杯で1番人気スティルインラブに2番人気アドマイヤグルーヴが勝利
デュランダルがマイルチャンピオンシップも制する、ファインモーション2着
不良馬場のJCDではフリートストリートダンサーが海外馬初の勝利、アドマイヤドンは鼻差競負けた
JCでは重馬場で海外馬が惨敗、タップダンスシチーが9馬身差で逃げ切り、シンボリクリスエスは3着、BCターフ勝馬ジョハー16着
阪神JFはヤマニンシュクルが制す
朝日杯FSは人気のメイショウボーラーをコスモサンビームが首差勝つ
有馬記念ではシンボリクリスエスが9馬身差のレコード勝利
○東京大賞典はスターキングマンが制す
古馬牡馬路線はヒシミラクル、シンボリクリスエスと上半期と下半期で活躍した馬が違っていた
これはヒシミラクルが上半期で、シンボリクリスエスが下半期でのみ走っていたからだろう
唯一戦った宝塚記念でもシンボリクリスエスは休み明けで評価の対象にはならなかった
ただ、シンボリクリスエスは天皇賞(秋)、有馬記念とレコードを出しているため、最終的な評価は一つ上であった
3歳牝馬路線はスティルインラブがG1で完璧に近い成績であった
エリザベス女王杯でも差のない2着であり、素晴らしい結果を残した
3歳牡馬路線でも三冠が期待されたが達成はならなかった
3歳はスティルインラブばかりが目立ったが、やはり宝塚記念の挑戦も含め評価は高いだろう
短距離路線はビリーヴが上半期から良かったものの、秋からデュランダルが台頭しG1を2勝した
ダート路線は中央のG1を制したのはゴールドアリュールであったが、最優秀ダートホースはアドマイヤドンに
やはり、通年で高い能力を発揮していたのはアドマイヤドンだろう
騎手は安藤勝己のJRA移籍、武豊が204勝と目立つことが多かった
新人騎手は今年も微妙である
調教師は今年も藤沢和雄が活躍し、3部門すべてでTOP
サイアーはサンデーサイレンスが例のごとく大活躍
2003年デビューの種牡馬はエンドスィープが1位だった
今後注目はエルコンドルパサーだろう
初産句では最も成績が良かった
問題は3歳になってからどうかだ
海外での活躍はエイシンプレストンがQEⅡSで勝利したもののレース自体のレベルは低く、JCでもBC勝馬ジョハーが出走したものの重馬場で評価し辛く、全体として日本馬は目立たないものだった
投稿者 arikui : 2004年01月11日 08:05 | トラックバック