2005年09月01日

かくして新高崎応援団は死んだ

"新高崎撤退"反応に思う ネット情報伝達の拙さと限界

 まず、この「新高崎構想」というものに対する私の関心は、「ブロガーが絡んでいる」という点があった。いや、初めは笠松の件と同じレベルで考えていた。つまり、地方競馬の行く末というものである。ただ、笠松と違っていた点は、山邉浩氏がブログによって、ブログ的速度で情報を発信していたというところである。それによって関心を持ったブロガーたちがブログ的速度でそれに応えていた。そこから有識者会議によりブロガーたちが集められ、ブログ的速度による情報発信が広まっていった。今思えば、ウェブ上での関心の高さは、その時点が最大だったのではないだろうか。そこでの失敗といえば momdo 氏も書いているが、「”祭り”にできなかったこと」が挙げられるだろう。実に惜しい。

さて、該当エントリーの内容に移る。

実は新高崎ブログと、その後のレーシング伊勢崎クラブのサイトを合わせ読めば、 八割方のことが包み隠さず書かれている。

 これについては疑問である。八割方とはどれとどれとどれの内の八割方なのだろう。浄閑氏の「続・新高崎競馬構想」の中にある質問のうちの八割に答えられているというのだろうか。そうであれば私の完全なる見落としである。が、そうでないのなら、何に対する八割方なのだろう。ここで既にすれ違いが起きている。求めている情報と与えられる情報が別なのだ。いくら新高崎競馬応援団(レーシング伊勢崎クラブ)側が情報を提供しているつもりであっても、求めている情報と違っていれば求めた側としては「情報が足りない」と思うだろう。

競馬サイト管理人による有識者会議の際は、「ネットなら間違いなく引き受けただろうが、リアルでとなると自称似非引きこもりにとっては荷が重い話」として誘いを断っている。もし、彼が模擬レースに来ていれば、 ファン説明会で配られた収支計画書も手に入れられたはずだ。この辺りがネットに掲載される情報を口を開けて待っているしかない、現状のニュースサイトの限界を感じずにはいられない。敢えて大手を理由に引き合いに出させていただいたが、ネットから一歩、外へ踏み出せば、ニュースサイト管理者はクリップマシーンから抜け出せると思う。

 これは何を意味するか。 「 momdo 氏が有識者会議に出席していれば会議の内容をウェブで報告できたし、模擬レースに来ていれば収支計画書をウェブで公開できただろう」ということを述べているのだ。確かにそのとおりだろう。しかし、何故それを出席したブロガーたちができなかったのか。おかしな話だ。

 私もこの有識者会議について、山邉氏にブログのコメント欄にではあるが、情報をウェブで公開できないものか、ということを述べたことがある。それについての解答はこうである。

今回の会議は、各ブログ主宰者の皆さんのご好意・ご協力により行われたものですので、議事録の公開は、ひかえさせていただきたく、よろしくお願い申し上げます。

 ブロガーのご好意・ご協力により行われたものであり、つまりこの時点で情報の発信はブロガーたちに委ねられたとも取れるものだ。決してブロガーからの情報の公開を禁止したものではない。もちろん、情報の内容によっては伝えるべきでないものもあるだろう。しかし、このはじめての有識者会議において、全く見ず知らずの相手にそこまでの情報を山邉氏は提供するだろうか。相手が友好的とも限らないのにそこまでするとしたら間抜け以外の何者でもないが、恐らくそんなことはないだろう。つまり、会議の内容に公開してまずいようなものは含まれていなかったと容易に推測される。また、実はこのエントリーを読んで初めて知ったのだが、ファン説明会では「収支計画書」なる非常に重要そうなものが配布されたというではないか。これを公開せずしてブロガーを名乗ることができようか。

 とはいうものの、私は完全にレーシング伊勢崎クラブのサイトを読んでいないし、他の"有識者"ブロガーたちのエントリーも読み込めてない可能性が大いにある。いや、恐らくそうであろう。であるから、私は「この情報はないのか」ということを常に述べてきたつもりであるし、同じような趣旨を述べているブログエントリーも数多く見てきた。それについて"情報を知っている"ブロガーたちは何をしたのだろうか。例えば、トラックバックを送り答えるようなことをしただろうか。私が見たのはこれだ。「広報じゃないので……」。だれも広報として情報を提供してもらいたいのではない。オブザーバーであるというのなら、オブザーバーとして得た情報を知りたいのだ。

 果たしてこの感覚が身内的"有識者"ブロガーたちに伝わるだろうか。私だって彼らが全ての情報を知っているなどとは思っていない。しかし、知っていそうな情報も公開せず、というよりほぼ無反応に近い状態だった。いや、送ったプロトコルに対して違ったプロトコルで返された感じという方が正しいだろう。

 ウェブとは一体何なのか。全く基本的なことであるが、私は本件で痛感した。ウェブとは単なる情報技術だ。情報システムだ。その点において、他のメディアとなんら変わりはない。メディアに乗せて情報を飛ばすものだ。そんな中でのブログとは、他者との関係性を孕んだ情報システムといえるだろう。つまり、情報のやり取りを勝手にマネジメントしてくれるのだ。

 新高崎応援団は、そんな関係性を否定した。情報においても、ウェブというメディアを必ずしも尊重しなかったし、しかしウェブというメディアは利用し続けていた。そんな状態が続けば、応援団と単なる競馬好きなエンドユーザと、それらの関係性は破綻するのは目に見えている。気がつけば応援団と競馬好きとの間には大きな断絶が生まれていた。本来ならそこでファンブロガーが間に入るべきだった。しかしそれを見過ごしたのである。

 ウェブにおいて、新高崎応援団はファンブロガーに見殺しにされた。また、そんなブロガーにしたのは新高崎応援団であり、新高崎応援団は単なる自滅である。そんな新高崎応援団がウェブの外でも死んだことをの6月12日付けで発表したそうだが、もはやウェブでは死んでいたので何の波乱もなかった。ただそれだけのことであろう。

投稿者 arikui : 2005年09月01日 04:50 | トラックバック

コメント

TBありがとうございました。記述中『「続・新高崎競馬構想」の中にある質問のうちの八割に答えられているというのだろうか』について。なんだか質問というよりは単なる批判を並べただけの気がしますが、好意的に質問と捉えれば答えはあるというのがワタシの感想。『私は「この情報はないのか」ということを常に述べてきたつもりであるし』どこかにTBされましたか?『いくら新高崎競馬応援団(レーシング伊勢崎クラブ)側が情報を提供しているつもりであっても、求めている情報と違っていれば求めた側としては「情報が足りない」と思うだろう』そこがいちばんの問題だったっと拙エントリーでは指摘しているわけです。ではでは、またノ

Posted by: ガトー@馬耳東風 : 2005年09月01日 11:17

模擬レースの時の収支計画は私がblogでアップしましたが。
勿論この内容で十分とは思いませんがね。

Posted by: 劇場 : 2005年09月01日 12:50

>ガトーさん

>なんだか質問というよりは単なる批判を並べただけの気がしますが、好意的に質問と捉えれば答えはあるというのがワタシの感想。

ちなみに私の質問としては、あのなかの幾つかであり、全てのことを知りたいというのではありません。その幾つかについての八割方といわれると疑問です。

>どこかにTBされましたか?

どこにTrackbackすればよかったのでしょう。ガトーさんですか? それと、それなりに私ははてなダイアリーの方でリンクをして書いてきたわけですが、それでは不十分なのでしょうか。Trackbackはコミュニケーションの一手段でしかなく、基本的にはリファラによるものが一般的だと思っています。一応、私は確認してるつもりですが、それに対する反応は全く見受けられませんでした。つまり、トラックバックだけにあらず、参照もされなかったということです。私に関しては別にいいのですが、そういったことが他のblogからも発信され、それなりに受け手も分かっていたことであるのに、どこにも引っかからないというのはおかしな話です。意識してblogだけにあらず、ウェブの技術というものを利用していなかったということでしょう。もちろんこれはガトーさんだけのことではありません。

>そこがいちばんの問題だったっと拙エントリーでは指摘しているわけです。

私の話はblogerの視点というものが大きいのです。情報のすれ違いなどよく起こるものであり、その後のことが大事だと思っています。

Posted by: arikui : 2005年09月01日 20:06

>劇場さん

あ、そうでしたか。どのエントリーがそうであるか教えていただけると有難いのですが。

Posted by: arikui : 2005年09月01日 20:08

先程載せたURLです

Posted by: 劇場 : 2005年09月01日 20:18

上手く行ってなかったなら63ばんめ3月21日です

Posted by: 劇場 : 2005年09月01日 20:23

>劇場さん

どうもありがとうございます。このエントリー見落としでした。ここにある情報が果たして共有されていたか、ということがとても気になります。

Posted by: arikui : 2005年09月01日 21:07

こうして終息したようであるこの件ですが、山邉氏や新高崎に関わったであろう政治家さんの姿が、途中からパッタリ見えなくなってしまったんですね。官の力と財力無くして競馬開催はありえないですよね。
おそらくかなり前から競馬開催はあきらめていたと思うのですが、その責任の一端をお偉い方が取らないよう、情報を出すタイミングを探っていたと見るのは、深読みし過ぎでしょうか。リックの業績に影響は及ばないで済んでいるんですかね。

Posted by: 通りすがり : 2005年09月01日 21:43

>ちなみに私の質問としては、あのなかの幾つかであ
>り、全てのことを知りたいというのではありません。
>その幾つかについての八割方といわれると疑問です。
疑問があれば具体的に教えて下さい。私は当事者ではありませんが、単に茶化すのでなく、知りたいと思っていることがあれば、調べてでもお知らせしたいと思います。

>どこにTrackbackすればよかったのでしょう。
>ガトーさんですか? それと、それなりに私ははてなダ>イアリーの方でリンクをして書いてきたわけですが、>それでは不十分なのでしょうか。
サイト管理者はアクセス解析をチェックして、リンク元を辿る義務があるのでしょうか?もちろん、答えは否です。ちなみにアクセス解析付の有料ココログでも3件以下のリンク元は表示されません。ウェブの技術を持つ人とリファをチェックする余裕がある人だけが、ブログを運営する権利があるのでしょうか?この点、リンクしたからTBと同義だと考えるのは、あまりにも不遜だと思います。

>私の話はblogerの視点というものが大きいのです
アリクイさんが思っているほど、新高崎→ブロガーという情報の流れはできていませんでした。残念ながらアリクイさんの「ファンブロガーに見殺しにされた」と言えるほどのシステム、関係は構築されていなかったのです。だから、今回は新しい実験の域にもなく、「情報のすれ違い」と指摘するわけです。

こうして真摯にエントリーしてくださるアリクイさんには感謝しておりますので、こちらも誠実にお答えさせていただきました。

Posted by: ガトー@馬耳東風 : 2005年09月02日 00:04

あれは山邉さんから了解を取って載せたものです
勿論新高崎にはTBしています。
共有をはかるようにしていたつもりですが他のファンサイトと違い拙blogはマイナーサイトで1日の読者数が多くて100人位です。
それでも採算まで見たいという位の興味がある方ならあの時点で私は有識者会議のメンバーであることが割れていましたから共有しているつもりでしたが他サイトを含めた書き方を見ると甘かったのかもしれません。
blog経験も浅いのでよくわからないのですがどうすべきだったのでしょうね。

Posted by: 劇場 : 2005年09月02日 02:04

>通りすがりさん

色々と気になる点はありますし、リックにしても大きな影響が無いようであって欲しいですね。難しいかもしれませんが。

Posted by: arikui : 2005年09月02日 02:25

>疑問があれば具体的に教えて下さい。私は当事者ではありませんが、単に茶化すのでなく、知りたいと思っていることがあれば、調べてでもお知らせしたいと思います。

私が知りたかったのは、構想から、具体的な分析と数字、そのあたりですか。今回のエントリーを書いて劇場さんからのコメントで今更ながら分かってきたという感じです。

>サイト管理者はアクセス解析をチェックして、リンク元を辿る義務があるのでしょうか?もちろん、答えは否です。ちなみにアクセス解析付の有料ココログでも 3件以下のリンク元は表示されません。ウェブの技術を持つ人とリファをチェックする余裕がある人だけが、ブログを運営する権利があるのでしょうか?この点、リンクしたからTBと同義だと考えるのは、あまりにも不遜だと思います。

このあたりウェブに対する認識が全く違っているのですが、サーバがアクセスログをユーザに公開しないのは怠慢だと思っています。そして、そのようなサービスなど利用すべきでないとも思っています。海外のサーバなどではこれが当然であるようことを聞いたことがありますが、認識が違うとしか言いようが無いですね。

>アリクイさんが思っているほど、新高崎→ブロガーという情報の流れはできていませんでした。残念ながらアリクイさんの「ファンブロガーに見殺しにされた」と言えるほどのシステム、関係は構築されていなかったのです。だから、今回は新しい実験の域にもなく、「情報のすれ違い」と指摘するわけです。

ええ、そしてそれも全く分からないことだったのです。今になってようやく分かったというところです。もっと早い段階でこういったやり取りがあれば良かったのに、というエントリーです。

Posted by: arikui : 2005年09月02日 02:37

>劇場さん

>blog経験も浅いのでよくわからないのですがどうすべきだったのでしょうね。

例えば今のようなやり取りがあれば、決して「情報が少なすぎる」などということは言われなかったでしょう。劇場さんの今のようなアクションがどれだけあったのかは分かりませんが、少なくとも私の知りうる範囲では全く見られなかったものです。もし、そういったことをなさっていたのなら、それは劇場さんと私の両者にとって不幸であったということでしょう。

Posted by: arikui : 2005年09月02日 02:44

 山邉さんとお会いして思ったのは、山邉さんはアナログ世代の方で、インターネットに詳しくなかったんですよね。最初の頃は何となく利用したらうまくはまって一気に盛り上がったのですが、有識者会議のあたりから段々ずれが出てきた、ということなのでしょう。でも、それに気が付くことはありませんでした。

 もう一つ不幸だったのは、有識者会議の内容はあまり記憶は残ってませんが、当時表に出ていなかった採算面(3月に公開したもののベースになるもの)とか、県とどうやって対峙していくかとかを包み隠さずしゃべっていたんですよね。当時直接をやりとりをしていたヨハンソン氏はともかく、他は全く赤の他人な訳で、裏切り者がいるかもしれないのに、普通はありえないんですが、ハルウララの1件でもわかるとおり、どうやら山邉さんは競馬blogに対して、性善説で行っていたようです。まあ、新高崎競馬応援団なんて作ってガンガンやるような方ですから、想定の枠を超えているのでしょうが。で、これは書いてしまうと県もHPを見ていますから、確実に対抗策を打ってきます。したがって、blogで書ける訳がないわけです。変に書けない情報を持ってしまったがために頭を抱えたことを覚えています。なので、blog上(2月18日)では一連の流れをかいつまんで書くに止めました。これしか方法がなかったわけです。

 でも、情報というものは、隠すと痛くもない腹を探られます。そういう点では不幸な出来事だったのかもしれません。

>通りすがりさん
 私が山邉さんから聞いている限りではRICの業績に影響は全くないそうです。確かに顧客層が違いますから当たってはいるのでしょう。勿論、我々に無理している可能性もあるわけですが、新しい馬を探していたようなので多分心配ないかと(笑)。

Posted by: 劇場 : 2005年09月03日 04:03

>劇場さん

山邉さんが、アナログ世代だとまでは行きませんが、あまりインターネットにおけるコミュニケーションに慣れていないというのは分かりますね。相手の顔が見えない場合、情報を隠すより、思ったような反応が返ってこないほうが何かを隠しているように思われがちです。表に出せないような情報であっても、「これはこういうことで教えることができません」というような反応があると全く違います。アカウンタビリティというか、それだけでクリアーに映ります。
山邉さんの場合、体制というよりはむしろそれに対立するかたちで存在していたため、積極的にそういった行動をしてゆくべきでした。とりわけウェブでは、基本的には情報があってのものなので、興味の薄れ方が非常にはやく進行していったのだと思います。

劇場さんの過去のエントリーや、最近のエントリーを読んでいると、非常に多くの情報を得ることができることに気付かされます。これらのものを、いかに身近なものにするか、という技術的な面でも、ウェブはまだまだ改善の余地があるでしょう。

#ちょっと宣伝になってしまいますが、トラセンをご利用いただければ、情報をより多くの人が得ることができます。今後、広く伝えたいことがある場合、その手段としてご利用いただければ運営する側としても幸いです。
http://tbce.org/

Posted by: arikui : 2005年09月03日 05:35

 2度目なので、通りすがりではないので不思議な名前になってしまいました。
 リックの業績への影響はあまりないのはよかったことです。が、劇場さんもおっしゃったように相当ご無理をされたのではないですか?競馬開催がほぼ絶望的になったと分かった段階から、山邉氏を表に出さないようにご配慮され、影響が及ばないようにされたであろうご努力が、タイミングを伺うがために周囲には「何か情報はないのか」と情報の遅さを感じさせたのではないかと。伊勢崎市長選で落選された政治家さんについても同様でしょうかね。

Posted by: 通りすがりではない「通りすがり」 : 2005年09月03日 07:40

>通りすがりではない「通りすがり」さん

具体的な金額は私も知りませんが、無理はしていないとは思いますが、かなりの金額は投資しているみたいです。

まあ転んでもタダでは起きない方です。これを経験に本業でblogを始めたりして今回の件を生かしていたりしているようです。

政治家関係ですが、この件についての確信的な情報はありませんが、一般論で言えば、「政治家は利用できるものは何でも利用する」ということなのだと思います。まあ、言えば選挙に勝つために必要なことはする、ということです。したがって、選挙が終われば動きがないのは当然かと。勝っていればともかくとして、負けていますし、その時点でお互いに利害関係はなくなっているのでしょう。

Posted by: 劇場 : 2005年09月03日 16:34

劇場さん
お返事、感謝しています。現在のblogが業績や会社運営に酔い影響を与えているかは何とも言えませんが、まあいいでしょう。

率直に、本当に正直に申し上げます。
私個人としては、北関東に関してはピンクさんを含めた数人以外は正直全力を注いでファンのために努力したかと言えば、そうじゃないと感じて(←主観です)ってことなんですよ。苦しくなってから「お願いします」と言われても「何を今さら」なんです。そこへ新高崎設立ということですが、実現は0に近い確率で難しい上に、北関東なんですね。

そして、さらに正直に書きます。
新高崎での競馬実現を応援する気持ちがないわけではないですが、(人間の嫌な一面として)つぶれても面白いかも、って思いました。原因をあれこれ追求することは今後のために大事かもしれないですけど、もう随分と前になる「後藤騎手の木刀事件」が今をもって「からかい」の道具になる世界(や時代背景)です。一度付いたイメージは消えず、「新高崎の実現」では起きなかった「祭り」が、断念となると「プチ祭り」となるのは当然でしょう。

Posted by: 「通りすがり」 : 2005年09月03日 19:31

>「通りすがり」さん
この部分は、私もかなり同意できる部分です。
 確率などほぼゼロでしょうし、北関東の土地事情もあるでしょう。
「全力を注いでファンのために努力していなかった」という点では事あるごとに関係者の方が言ってました。だからムーブメントになりづらい環境はできていたのでしょう。
 そもそも、有識者会議に出たメンバーに地元の方が1人しかいない時点で間違ってます(笑)。そういう状況からも、インターネットはもとより、地元の方に対してなんにも対策を打てなかった、また打てる状況になかった中で、今回の結果は遅かれ早かれ必然だったのかもしれません。

Posted by: 劇場 : 2005年09月03日 19:50

ちなみに新高崎を支援して市長選に落選した方のブログは一応まだやっていますよ。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/32187

この人が受かっていれば物事も進展したのかもしれませんが
今となってはどうにもならないことですよね

Posted by: sweetair : 2005年09月04日 07:02
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