フィッシャーキングも見た。BSのやつ。
今を生きるを見てからというもの、ロビン・ウィリアムスには必要以上に反応してしまうなぁ。
まあ当然、当たり外れあるわけだが、フィッシャーキングは良かった。
イカレてるからね。
大まかなストーリーは、
マニアに人気(多分)のラジオのDJがネタで「ぶっ殺せ」的なことを言っちゃって、その熱狂的なリスナーがマジでぶっ殺しちゃったことが始まり。
それ以来、責任感じてDJはやめてヒモ暮らしの日々。
ある時、死んじまいてー、ってふらついてたら、イカレたガキに襲われて、そこを浮浪者に助けてもらう。
その浮浪者、実はあの時のリスナーの被害者の親族っつーか、その場にいて、目の前で妻を殺された人だったわけです。
それ以来イカレちまって、可哀想なわけです。
尚更苦しくなったその元DJはその人を助けようと四苦八苦するわけです。
この映画、その主人公のDJの彼女役がアカデミー賞らしいんですが、俺からすれば、イカレ仲間の女の心を持ったオッサンこそノーベル賞もんだと思ってます。
女演じきりました。外見抜きで。(つーか、ヒゲ剃れよ)
この映画の一番の印象は「赤い騎士」。
怖すぎます。
妻を殺されたときの印象が「赤い騎士」として幻覚が出るんです。
一つ前で述べたLORのような冒険物でもないのに、ここまで恐ろしいものを作っちゃうなんて凄い。
本当に怖いのは人間の心に出るもんなんだろうな。